学校の経緯
学校がどのような経緯でできたのか
GHQのオルト看護課長は、日本の看護事情を直接つぶさに見て日本の看護婦の水準が非常に低いことを認識し、 これを高めるためには看護教育や看護業務を向上させなくてはならないと考え、 その基本として看護制度の必要性を強く認識し、そのための改革と指導に着手したのである。 その結果、新しい制度として保健婦助産婦看護婦法の成立をみるに至ったのである。 そして、基本となる看護教育の改革については、制度の他に具体的な教育の実態として、 模範となる教育施設、すなわちモデルスクールを東京に2ヵ所、岡山に1ヵ所開設することにした。 金子光編著:『初期の看護行政(看護の灯たかくかかげて)』日本看護協会出版会,p50
その岡山に開設されたモデルスクールが国立岡山病院附属高等看護学院です。
GHQの指示を受け、カールソン女史、後にランディーン女史が派遣された。また看護教育責任者として聖路加国際病院より間宮(現在・榊)秀子先生に任命され、中国四国地方におけるモデルスクールとして実績をあげました。
学校と同窓会のあゆみ
昭和23年5月1日 | 國立岡山病院附属模範高等看護学院創立 |
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昭和25年4月10日 | 国立岡山病院附属高等看護学院と改称 |
昭和26年10月7日 | 第1回同窓会総会開催(看護学院上伊福校舎) |
昭和36年5月15日 | 岡山市南方2丁目13番1号に移転 |
昭和50年4月 | 岡山医療センター附属岡山看護助産学校に改称 |
昭和50年5月1日 | 創立30周年を記念し、同窓会有志で、看護学校発祥の地に石碑を建立(岡山市伊福町) |
昭和53年4月 | 学院創立30周年記念誌発行 |
昭和61年11月2日 | 同窓会創立35周年記念式典開催 |
昭和63年10月22日 | 看護学校創立40周年記念として、同窓会よりグランドピアノ寄贈 |
平成10年5月1日 | 看護学校創立50周年記念として、同窓会より版画シルクスクリーン(分嶋健介画伯)2点寄贈 |
平成13年4月11日 | 特別行政法人国立病院機構 岡山医療センター附属岡山看護学校開設。 開校記念に校旗贈呈 |
平成13年11月3日 | 看護学校同窓会創立50周年記念式典開催 『同窓会創立五十周年記念誌』発行 |
フォトギャラリー
カールソン女史のトランク
始業を知らせるベル
平成23年7月に撮影した石碑
現在の医療センター 看護師寮の
そばにあります。
学院当時に使用されていた物品
学院当時に使用されていた物品
旧学院で使用された看護指導要領
卒業バッジと校章ワッペン
希翔会のあゆみ
平成14年11月3日 | 第24回同窓会開催 |
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平成16年11月3日 | 第25回同窓会開催(岡山ロイヤルホテル) 講演:受けたい介護を目指して ~ホームヘルパー職から見えてきたもの~ 演者:在宅看護家事支援グループ「てとてと」代表 熊代 維勢子(12期生) |
平成18年11月3日 | 第26回同窓会開催(岡山ロイヤルホテル) 落語:心にユーモアを 演者:落語家 雷門 喜助 |
平成20年11月3日 | 第27同窓会開催(岡山ロイヤルホテル) 講演:医療と看護をとりまく法について 講師:弁護士 井上 雅雄 |
平成22年11月3日 | 講演:私の歩んだ看護の道 講師:駒松 仁子(15期生)元国立看護大学校教授 シャンソンコンサート |